LINEミニアプリは、LINE Developersで提供するLIFF(LINE Front-end Framework)やメッセージ関連機能、LINE公式アカウントなど10弱のコンポーネント、機能を束ねたソリューションとして日本、タイ、台湾で提供しています。
各コンポーネントは5カ国にまたがる10以上のチームが企画開発を担当し、それぞれにバックログが存在し、異なるプロセス、開発サイクルで開発が行われています。そのためLINEミニアプリとしてのロードマップ提示、スケジューリング、進行管理はとても難しい状況でした。
また、すべてのチームに同一のプロセスや開発サイクルを適用しようとした場合の影響範囲は非常に大きく、膨大な調整と時間を要する事が予想されました。現実的にはほぼ不可能といえます。
本セッションでは、それぞれのチームの既存のプロセスや開発サイクルを守りつつ「LINEミニアプリ」という一つのプロダクトとして合意形成、ロードマップ作成、スケジューリング、進行管理をどのように実現したのかをお話しします。