20年以上の間サービスを支えてきた出前館のシステムは、長年の歴史による技術的な問題を複数抱えていました。
複雑に絡み合った仕様、蓄積されたレガシーなアーキテクチャ・ソースコードにより、開発生産性を維持するのは困難であり、耐障害性の観点でも多くの課題がありました。一方、ここ数年のフードデリバリーへの期待の高まりや注文数増加の傾向はめざましく、システムが抱える問題をプロダクトの成長を阻害せずに解決していく必要がありました。
これらの課題の根本的な解決策として、アーキテクチャの大規模刷新は避けて通れない道でした。
本セッションでは出前館の注文連携刷新プロジェクト(Order Service Project)において、出前館バックエンドの主要責務の一つである注文連携をどのように刷新してきたかについて発表します。